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vSphere Replicationの覚書

仕事でvSphere Replicationを構成してみたので自分用の覚書
vSphere Replicationなる、ESXiホスト間でVMイメージを複製して障害時にレプリカからの復旧を可能とする機能が、vSphere 5.1から(?)使えるようなのだが…

1. 機能がそもそもWeb Clientからしか使えない

まぁ、今後追加される機能はWeb Clientからしか使えませんって言ってたしね。しょうがないよ。レスポンス悪くて現場で作業してると切れそうになるけど。右クリックしてからメニューが出るまで40秒かかるとか、もはや嫌がらせ以外の何者でもない。

2. レプリカからリカバリを実行すると、VMのMACアドレスが変わる

リカバリ試験をしてみると、一見OSが普通にあがってきてるように見えるのに、なぜかネットワークにつながっていない。なぜなのか追ってみると、どうやらNICのMACアドレスが、リストアの手順時に問答無用で書き換えられている模様。なぜそんなことをしなければならないのか理解に苦しむ。

とりあえず、2.が困りもの。一応、こんな手順で旧設定削除して新NICをeth0に割り当てることも出来ましたが…オペレーターに要求できる操作か、微妙すぎる。リカバリ後に一度VMをとめて、VMXファイルをオリジナルのもので上書きすることで回避はできたものの、これはこれでデータストアブラウザ使わないと駄目な手順になってしまうので、うーん…

まあ、機能自体がサイト間レプリケーションを含めたDRを想定した機能ってことなんでしょうかねぇ。リアルタイム冗長化ソリューションじゃなく、バックアップソリューションに近い感じ。
あれだ、5.5でβだけど実装されたVSANに期待か?

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